ある日の出来事

Posted in 雑記  by: てくてくさん
4月 21st, 2008

ある日の出来事
北日本新聞の「夕日を織る」に掲載されていた記事。
76歳の孤独な死を遂げた人についてであった。
身寄りもなく生活保護を受けていたひとです。

列席者は2人だけ、生活保護担当者だった。
しかし彼女の死を悼む人が福祉関係者以外にもいた。
タクシーの運転手、その人の死を新聞で知ったのだった。

彼女は、足が悪く月一回程度のショッピングセンターに出掛けるのに
指名していた運転手だったのだ。いつも彼女から話しかけていた。
「話し相手がほしいんだな」と彼女の孤独を感じとったという。

又、部屋の遺品を整理する中には、白い服を着せられ帽子をかぶった
赤ん坊くらいの大きさの人形が、あったという。
生活保護担当者は、折に触れ電話をしアパートをたずねたが、
電話に出ず会おうともしなかった。

何が足りなかったか?孤独死を防げなかったか?
担当者らは、自問自答せずにはいられず、
福祉の現場は、やるせない気持ちになると言う。

幸いにして私には、親、夫、子供たちや孫たちがいる。
いつも気に掛け、遊びに来たり電話、メールをくれる。
当たり前の様に生活をして来た。

家の近所にも段々年寄りだけの世帯が増えて来ている。
昔みたいにちょっと顔を出したり、話しかけたり
お互いに気に掛け合う事が大事だと思わずにはいられない。
でもお節介が過ぎれば疎まれ、プライバシーを侵すかもしれない。
ボランテァという大げさな事ではなく、
自然に人と触れ合うことが大事だと思う新聞の一説でした。

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